経営から完全に離れた宗次徳二氏は、保有株の売却益や個人資産を活用し、クラシック音楽の普及と社会貢献活動に情熱を注いでいます。その資産規模は数百億円規模とも言われますが、宗次氏自身は非常に質素な生活を送り、資産の多くを社会還元へ充てています。
2007年には名古屋市中心部に私財約28億円を投じてクラシック専門の「宗次ホール」を建設。年間300回を超える公演を開催し、気軽にクラシックに親しめる「ランチタイム名曲コンサート」などを企画して音楽文化の裾野を広げています。
さらに、NPO法人イエロー・エンジェルを通じて、将来有望な若手音楽家に対し、ストラディヴァリウスなどの超名器ヴァイオリンを無償で貸与する支援活動も展開。スポーツや福祉、環境分野への寄付も精力的に行い、経営者から文化支援の第一人者へと華麗なる転身を遂げています。