著名な評論家・大宅壮一が遺した「男の顔は履歴書」という言葉は、現代でも色褪せない真理を突いています。若い頃の顔立ちは親から受け継いだ骨格や肌のハリといった遺伝的要素が大部分を占めますが、人生の折り返しを迎える頃には、その人が歩んできた生き様そのものが顔に刻まれるようになります。
一般的に、顔つきの分岐点は30代半ばから40歳前後に訪れます。加齢に伴って皮膚のコラーゲンが減少し皮下脂肪が落ちてくると、骨格によるごまかしが利かなくなり、普段どの筋肉をどのように使ってきたかが如実に露出するためです。
不平不満を垂れ流して過ごしてきた人と、感謝や探究心を持って前向きに生きてきた人とでは、40代を迎えた時点で目ヂカラの澄み具合や口元の引き締まり方に決定的な差がつきます。