意欲や意志の力とは無関係に、生理学的な要因でどうしても身体が持ち上がらないケースも頻発しています。その代表格が自律神経の乱れと潜在的な栄養不足です。
平日に交感神経(緊張モード)が優位な状態が続くと、休日に副交感神経(リラックスモード)への切り替えが極端に働き、強いだるさや過剰な眠気を引き起こします。さらに女性特有の月経周期に伴う女性ホルモン(プロゲステロン)の分泌変動は、体温を上昇させ、日中の強い傾眠を招く生理的要因です。
見落とされがちなのが、女性の眠気と鉄分不足の関係です。血液検査で貧血と診断されなくても、体内の貯蔵鉄(フェリチン)が枯渇している「隠れ貧血」に陥っている女性は推定で半数以上にのぼります。鉄分が不足すると細胞へ十分な酸素が届かず、どれだけ眠っても脳と身体の疲労が解消されない悪循環に陥ります。