福岡のローカルアイドル時代に撮影された「奇跡の一枚」によって、一夜にして全国区の知名度を獲得した橋本環奈。デビュー当初は透明感あふれる美少女としてのパブリックイメージが定着していましたが、その殻を大胆に破り捨てた転換点が、2017年公開の映画『銀魂』における神楽役への抜擢でした。
メガホンを取った福田雄一監督の徹底的な演技指導のもと、彼女はアイドル女優のタブーとされていた「豪快な鼻ほじり」や「強烈な白目演技」を真正面から披露。スクリーンいっぱいに映し出された捨て身の表情は映画界に衝撃を与え、興行収入38億円超というメガヒットを牽引する起爆剤となりました。
続くドラマ『今日から俺は!!』の早川京子役では、スケバンとしての凄みのある怒号顔と、恋人の前で見せる極端なぶりっ子顔の落差を完璧に表現。このギャップが視聴者の心を掴み、「振り切った演技ができる若手トップ女優」という独自のポジションを確立するに至ったのです。