「冷房をつけたまま寝ると身体がだるくなる」と、就寝時に1〜2時間の「切タイマー」をセットする習慣がある人は注意が必要です。タイマーが切れた深夜2〜3時頃に室温と湿度が急上昇し、深い睡眠が妨げられるだけでなく、夜間熱中症で救急搬送される事態が多発しています。
睡眠医学と空調工学の観点から導き出された結論は、「冷房は朝までつけっぱなし運転」が正解です。
身体のだるさを防ぎつつ快眠を得るための設定手順は以下の通りです。
- 就寝1時間前:エアコンを25〜26℃に設定し、壁や寝具の熱(輻射熱)をあらかじめ奪っておく。
- 就寝時:設定温度を27〜28℃に上げ、風量を「自動」、風向きを「上向き」または「スイング」にする。
- 寝具の工夫:薄手のタオルケットではなく、通気性の良い夏用羽毛布団や吸湿発散性の高いパジャマを着用する。
エアコンの風が直接身体に当たらない環境を作り、朝まで室温をフラットに保つことで、中途覚醒を防ぎ翌日の疲労回復度が劇的に向上します。