四十肩・五十肩(医学名:肩関節周囲炎)は、肩の関節包や腱板に慢性的な炎症が起きる病態だ。しかし、なぜ突然腕が上がらなくなるのか。長年その謎とされてきた部分に光を当てたのが、NHKの健康番組「ためしてガッテン」だった。
番組が注目したのは、肩そのものだけでなく「肩甲骨の動きの悪さ」だ。腕を上げるとき、実は肩の関節だけでなく、肩甲骨が滑らかにスライドすることで腕全体の可動域が保たれている。肩甲骨周辺の筋肉がコリで固まると、肩関節だけに過剰な負担がかかり、内部で摩擦と炎症を引き起こす。この連鎖を断ち切ることこそが、ガッテン流の神髄と言える。