意識不明の重体とは?重症や重篤との違いと生存率・回復の真相

意識不明の重体とは?重症や重篤との違いと生存率・回復の真相

意識不明の重体とは?重症や重篤との違いと生存率・回復の真相の疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。

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医療現場において、意識不明の度合いを客観的・数値的に評価するために用いられるのが「意識障害スケール」です。日本国内の救急搬送現場や集中治療室(ICU)では、主に2つの国際的・標準的指標が使い分けられています。

1. ジャパン・コーマ・スケール(JCS:3-3-9度方式)
日本の救急現場で最も迅速に使われる指標です。覚醒度合いに応じて1桁(刺激なしで覚醒)、2桁(刺激で覚醒)、3桁(刺激しても覚醒しない)の9段階に分類されます。

・JCS 100:強い刺激を与えると、わずかに手足を動かしたり顔をしかめたりする
・JCS 200:痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする
・JCS 300:強い痛み刺激(胸骨の圧迫など)を加えても全く反応しない

ニュースで「意識不明」と報じられる場合、基本的にはこの「JCS 100〜300(3桁)」の深刻な昏睡レベルに達しているケースが大半を占めます。

2. グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)
世界標準の指標であり、集中治療室での詳細な経過観察や頭部外傷の重症度判定に用いられます。

・開眼反応(E:1〜4点):自発的に目を開けるか、呼びかけや痛みで開けるか
・言語反応(V:1〜5点):見当識が保たれているか、意味のない発語か
・運動反応(M:1〜6点):命令に従えるか、異常な屈曲・伸展を示すか

合計点は最重度の3点から正常な15点までで評価され、合計8点以下は「重度の意識障害(重症昏睡)」と診断され、気道確保のための気管挿管が直ちに検討されます。

山崎 陸
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山崎 陸

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