2000年11月23日、日本中に衝撃が走りました。さいたまスーパーアリーナで行われたSMAPのコンサート終了直後、木村拓哉さんは単独で緊急記者会見を開き、工藤静香さんとの結婚を発表したのです。
詰めかけた報道陣から「お相手は工藤静香さんですか?」と問われた木村さんは、迷いのない眼差しで「それ以外、誰がいるんですか」と言い切りました。この一言は、平成の芸能史における最も潔く誠実な名言として、今なお語り継がれています。
当時、工藤さんのお腹には長女となるCocomiさんが宿っており、いわゆる「授かり婚」であったことも明かされました。一部メディアの誘導的な質問に対しても、木村さんは工藤さんと生まれてくる命を矢面に立たせることなく、自らの言葉ですべてを受け止め、守り切る姿勢を貫きました。
後に語られたプロポーズの言葉は、飾らないストレートな「結婚しようか」という一言。日常の延長線上で交わされたこのプロポーズには、スターという看板を脱ぎ捨てた一人の男性としての覚悟が込められていました。そして2000年12月5日、二人は正式に婚姻届を提出しました。