この契約の大きな特徴が、Gリーグ(NBAの下部リーグ)への誘導と連携したボーナス制度だ。チームからウェイバー(解雇)された選手が、そのままそのチームの傘下Gリーグクラブと契約し、最低60日間在籍すると、通常のGリーグ年俸とは別に指定のボーナス(上限約7万7500ドル=約1,100万〜1,200万円規模)が支給される。
これはチームにとって、他国リーグや他チームへの人材流出を防ぎ、自前の育成システム内に選手を繋ぎ止める強力なインセンティブとなる。選手側にとっても、Gリーグの決して高くはないベース給与にまとまったインセンティブが上乗せされるため、北米留まりの生活を維持する貴重な命綱となるのだ。