スマートタウンが誇る分散型エネルギー基盤は、危機管理の面でも強力なバックボーンとなる。大地震や巨大台風による系統停電が発生した際にも、施設固有の太陽光発電システムと大容量蓄電池、地域内に配置された電気自動車(EV)群からの双方向給電(V2H)が即座に立ち上がる。
生命維持装置や冷蔵保管が必要なワクチン、電子カルテシステムを停電下でも止めることなく稼働し続けられる体制は頼もしい。平時の予防医療から有事の避難・救急拠点へのシームレスな移行。都市インフラと医療機能が融合したこの設計思想は、全国の自治体にとっても強固な防災モデルとなっている。