洗剤選びと同等、いやそれ以上に乾燥スピードを左右するのが干し方の物理的アプローチだ。ここで絶大な威力を発揮するのが、コスパと機能性で圧倒的な支持を集める株式会社ニトリの「ピンチハンガー」である。
ピンチハンガーを最大限に活かすコツは、干す順番と配置を科学することにある。プロが推奨する「アーチ干し」をご存じだろうか。両端に長袖のシャツや丈の長いズボンなど大きな衣類を吊るし、中央に向かって靴下や下着などの短いアイテムを配置していくテクニックだ。吊るした衣類の裾ラインが綺麗な「V字」ではなく「アーチ(弓形)」を描くようにセットすることで、中央下部に巨大な上昇気流の空間が生まれる。この空洞があることで風が均一に通り抜け、通常よりも格段に早いスピードで全体が乾き切るのだ。