若者の宗教離れやコミュニティ離れが叫ばれて久しいが、実態は少し異なるようだ。物質的な豊かさよりも精神的な充足感やタイパ(タイムパフォーマンス)ならぬ「ココロパ(心の満足度)」を重視する若い世代の間で、精神世界やマインドフルネスへの関心が高まっている。
特にZ世代やそれに続くα世代は、ネット上の薄い関係性に対するカウンターとして、あえてリアルな体験や深い精神的対話を求める傾向がある。古くから受け継がれてきた価値観を現代的な解釈で捉え直し、自己探求のツールとして活用する若者が増えているのは、決して偶然ではない。