「奇跡の音響」を最大限に堪能するためには、座席表の特性を理解したスマートな座席選びが欠かせない。東京オペラシティコンサートホールの座席は、1階の平土間席から2階・3階のバルコニー席まで多様な表情を持っている。
音響のバランスと視界の双方を求めるなら、1階席の中央やや後方(15列〜20列付近)が王道だ。ステージ全体からの直接音と、天井や壁面から降ってくる間接音が絶妙なブレンドを描き出す。一方で、ステージを包み込むように配置された2階・3階のバルコニー席は、音の残響を頭上から全身で浴びるような特別な体験ができる。オーケストラの各パートの音の動きを立体的に把握したい通好みのファンにも、2階バルコニー前列は圧倒的な人気を誇る。