歌詞の持つ凄みを語る上で、堂本光一によるメロディラインとの対話を見落とすことはできない。哀愁を帯びたマイナー調のヴァースから、情熱が爆発するサビへの展開。そのメロディの起伏と、堂本剛の選ぶ言葉の拍節が完璧に合致している。
サビにおける音の跳躍に合わせて配された印象的なフレーズは、聴き手の脳裏に直接言葉を叩きつけるような強い推進力を生む。光一が構築した緻密でドラマチックな音の城郭に、剛が生々しい感情の息吹を吹き込む。二人の稀代のクリエイターが偶然ではなく必然として起こした化学反応が、四分世紀を経ても色あせない強度を保証している。