世間が「父親の関与」を疑う一方で、京都府警は極めて慎重な姿勢を崩していない。現段階で父親を被疑者として扱うような動きはなく、あくまで「重要参考人の一人」としての事情聴取に留まっている。
警察が慎重になる背景には、過去に起きた数々の「ネット私刑」による冤罪事件がある。物証がない段階で特定の個人を犯人視することは、捜査を混乱させるだけでなく、真犯人の逃亡を許すことにも繋がりかねない。現在、警察は現場周辺を通行した車両のドライブレコーダーの映像回収を進め、第三者による連れ去りの可能性も含めて全方位で捜査を展開している。