岡田克也氏の家庭環境に目を向けると、妻である岡田多津子(たづこ)夫人もまた、極めて高潔な名家の血筋を引いています。東京大学教育学部を卒業した才媛であり、その祖父は元最高裁判所長官を務めた村上朝一氏、親族には元労働大臣・村上正邦氏ら政界の実力者が名を連ねるなど、法曹・政界の名門一族です。
多津子夫人は表舞台に過度に出しゃばることはないものの、克也氏の地元である三重3区の支援者集会や国政選挙の際には、持ち前の知性と温和な人柄で強力に夫を支えてきました。地元支持者の間でも「控えめでありながら芯の強い素晴らしい夫人」として厚い信頼を集めています。
夫妻の間には2男1女(長男、次男、長女)の3人の子どもが誕生しています。「政治家の世襲」が厳しく問われる現代において、岡田克也氏の息子たちが後継者として政界入りするのか注目を集めてきましたが、現在に至るまで子どもたちは政治の世界とは距離を置き、民間企業や専門分野で自立したキャリアを築いています。安易な世襲を行わない点も、岡田氏が貫く倫理観の現れといえます。