インテリアに目を向けると、デザインのためのデザインではなく、「道具としての使い勝手」を最優先した思想が伝わってくる。ファブリック素材を活かした温かみのあるダッシュボード回りには、スマホや小物を無造作に置いても滑りにくいトレイが配置されている。
2列目、3列目シートの格納プロセスも洗練された。腕力に自信がない人でも、片手でワンタッチ操作でフルフラット空間が出現する。自転車をそのまま積み込んだり、車中泊のギアを整然と並べたりする作業が、ストレスなく完了する。無駄な隙間を徹底的に削ぎ落とした空間効率の高さは、まさにパッケージングの勝利と言える。