島倉千代子さんと離婚した後、元夫の藤本勝巳氏は芸能界やプロ野球の表舞台から完全に身を引きました。一時は京都などで飲食店を営むなど、一般人として静かな生活を送り、元妻である島倉さんの波乱の歩みを遠くから見守っていたとされています。
一方、壮絶な人生を駆け抜けた島倉千代子さんは、晩年に肝臓がんを発症。闘病生活を送りながらも、最期まで歌に対する情熱を失うことはありませんでした。
2013年11月8日、島倉さんは75歳で息を引き取りました。亡くなるわずか3日前、自宅の病床で最後の力を振り絞って新曲「からたちの小径」をレコーディングしたエピソードは、多くの人々に感動を与えました。貧しかった少女時代に母や姉弟を支えるために歌い始め、愛と裏切り、そして病魔に立ち向かい続けた生涯は、まさに日本の歌謡史そのものでした。