長年続いた最強の陣容に終止符を打ち、2019年のアルバム『NEW LOVE』に伴うツアーでB'zはサポート陣の全面刷新という大バクチに出た。キーボードにサム・ポマンティ、ベースにモヒニ・デイ、ドラムにブライアン・ティチー、そしてギター&アレンジにYTを迎えた新生バンド。この決断は、音楽界に大きな衝撃を与えた。
ベテランの安定感に甘んじることなく、常に自らをアップデートし続けるB'zの姿勢を象徴する出来事だった。超技巧派の若い才能たちが持ち込んだフレッシュなエネルギーは、長年演奏されてきた定番曲に新たな息吹を吹き込み、ステージ上に異次元の化学反応を巻き起こしたのである。