不妊治療を経て障害児を育てる親たちが最も苦しめられるのは、社会的バッシングと自己否定のスパイラルだ。「自分で高いお金を払って望んで産んだんでしょう」「治療までして授かったのだから感謝すべきだ」といった世間の冷ややかな視線や言葉が、彼らの SOS を塞ぎ込む。
自然妊娠か不妊治療かを問わず、障害児育児の負担は過酷だ。しかし不妊治療経験者は、「弱音を吐く資格すらない」という強力なプレッシャーを自分自身に与えてしまいがちだ。誰にも辛さを打ち明けられず、孤立無援の状態で自宅でのケアを続ける中で、メンタルヘルスの悪化や共倒れの危険性が増大している。