スウィーニーの真の恐ろしさは、演技力だけではない。自身の制作会社「Fifty-Fifty Films」を立ち上げ、プロデューサーとしての手腕を発揮している点にある。その代表格が、主演と製作を兼任したホラー映画『イマキュレート 聖なる受胎』だ。
実はこの作品、彼女が10代の頃にオーディションに落ちた脚本だった。数年後、彼女はその脚本の権利を自ら買い取り、プロジェクトを再始動させたという。この驚異的な執念とビジネスセンスこそが、現在の彼女の地位を築いている。単にオファーを待つ女優ではなく、自ら仕事を作り出し、コントロールする。ハリウッドの古いシステムに対する、彼女なりの静かな反逆とも言えるだろう。