検索エンジンに特定のワードを入力する行為は、一見すると無害な個人の自由のように思える。しかし、そのデータが蓄積され、「急上昇ワード」として可視化されることで、メディアはさらに刺激的なコンテンツを作り出すスパイラルに陥る。実体のない噂が、検索データによってあたかも「事実」であるかのように補強されていく仕組みだ。
アクセス数至上主義に走る一部のネットメディアやまとめサイトは、読者の興味を引くためにタイトルを刺激的に仕立て上げる。こうしたメディア側の倫理観の欠如が、根拠のないプライバシー侵害を助長している側面は否定できない。