紅白歌手・木山裕策が今語る「がんサバイバーとしての20年」と、あの名曲『Home』に込めた命のメッセージ

紅白歌手・木山裕策が今語る「がんサバイバーとしての20年」と、あの名曲『Home』に込めた命のメッセージ

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2004年、当時36歳だった木山裕策を襲ったのは、喉の違和感でした。医師から告げられた病名は「甲状腺がん」。さらに残酷だったのは、手術によって「声を失うリスクがある」という事実です。4人の幼い子どもたちを抱える父親として、そして何よりも歌うことを愛する一人の人間として、その絶望感は想像を絶するものだったに違いありません。まさに目の前が真っ暗になる瞬間でした。

手術室へ向かう彼を支えたのは、「もし無事に声が残ったら、絶対にプロの歌手になる夢に挑戦する」という自分自身との固い約束でした。命の危機に直面したことで、それまで心の奥底にしまい込んでいた情熱が、一気に噴き出したのです。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。