2000年代に入ると、怪異の伝播メディアはテレビからオリジナルビデオ(Vシネマ)やインターネットへと移行した。大ヒットホラー作品『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズにおいて、投稿映像のロケ地や恐怖の怪異スポットとして紹介されたことで、若い世代を中心に再び注目を集めることとなった。
近年ではYouTubeなどの動画配信プラットフォームにおいて、心霊系YouTuberや都市伝説検証者が夜間に訪れる定番スポットとなっている。オカルト・心霊ジャンルのコンテンツにおいて、4K高画質映像やライブ配信という現代的なフォーマットを通じてリアルタイムに恐怖が拡散される構造が確立された。視聴者は画面越しに暗闇の不気味さを疑似体験し、SNS上のコメント欄で更なる目撃談が共有されるという二次的・三次的な恐怖の連鎖が生まれている。