ネットの検索窓で水戸とアクアマリンを組み合わせる旅行者が多い背景には、水戸市から目と鼻の先にある「アクアワールド茨城県大洗水族館」と、常磐線でそのまま直結する「アクアマリンふくしま」の存在が混ざり合って認識されている事情がある。
プロの「水族館ガイド」も指摘する通り、この2大施設はそれぞれ異なる強みを持っている。アクアワールド茨城県大洗水族館は日本一の飼育種類数を誇るサメの展示や巨大なマンボウ水槽が圧巻で、見ごたえ抜群のエンターテインメント空間だ。一方、アクアマリンふくしまは黒潮と親潮が出会う「潮目の海」をテーマにした環境水族館であり、自然光が差し込む三角トンネルなど美しい建築美と生き物の生態展示が見どころとなっている。
水戸市を宿泊の起点とすれば、1日目に大洗のダイナミックなショーを楽しみ、2日目はいわきへ移動して環境展示をじっくり鑑賞するといった、贅沢な「水族館はしご旅」も無理なく組み立てられる。