20代で1000万円を達成した人の属性を語るうえで、避けて通れないのが「住居環境」の差です。生活コストの大部分を占める住居費と食費の負担度合いによって、毎月の貯蓄可能額には大きな開きが生まれます。
実家暮らしの場合、家賃や光熱費、食費を大幅に抑えられるため、手取り20万円であっても毎月10万〜12万円を貯蓄や投資へ回すことが難しくありません。年間で120万〜150万円のペースで資産を積み上げられるため、新卒から6〜7年程度で1000万円に到達するシナリオが極めて現実的に描けます。
一方で、一人暮らしで1000万円を達成している層は、徹底した家計の最適化を実践しています。家賃を手取りの25%以下に抑える物件選びをはじめ、格安SIMの活用、保険の無駄な特約見直し、自炊の習慣化など、固定費を極限まで削って貯蓄率40〜50%をキープする強い自己規律を持っています。「実家暮らしでなければ無理」という俗説は半分正しく、半分は誤りであり、一人暮らしであっても固定費戦略を徹底した層は着実に目標へ到達しています。