壇ノ浦に沈んだ三種の神器の行方!安徳天皇の悲劇と草薙剣の真相

壇ノ浦に沈んだ三種の神器の行方!安徳天皇の悲劇と草薙剣の真相

壇ノ浦に沈んだ三種の神器の行方!安徳天皇の悲劇と草薙剣の真相の特集記事を解説します。専門的な知識が満載です。

阿鼻叫喚の海上で、神器の運命は劇的に分かれました。平家滅亡の直後、源氏方の武士たちは必死の回収作業を展開します。そこで起きた奇跡的な出来事は、当時の貴族の日記や『吾妻鏡』にも生々しく記録されています。

まず八尺瓊勾玉は、神聖な箱(神筥)に厳重に収められていたため、木箱の浮力によって波間に浮かび上がり、源氏の武士によって無傷のまま回収されました。また八咫鏡が入った唐櫃も、海中に沈みかける寸前で武士の手によって引き揚げられました。櫃を開けようとした武士の目がくらみ、鼻血を出して倒れたという怪異譚が残るほど、当時の人々にとって神器の回収は畏怖の対象でした。

対照的に、草薙剣だけは二度と浮き上がってきませんでした。鉄または青銅で作られた刀剣は比重が重く、潮流の激しい関門海峡の海底深くへと一直線に沈んでしまったのです。二位尼の遺体にしっかりと結びつけられていたことも、捜索を絶望的なものにした要因でした。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。