埼玉西武ライオンズの準本拠地としての役割も、この球場の重要なアイデンティティだ。年に数回行われる大宮での公式戦は、チケットが即完売するほどの人気を誇る。改修計画では、プロの興行基準を満たすための照明設備のLED化や、両翼の拡張、ブルペンの改修も盛り込まれた。
「大宮での試合は、ベルーナドームとは違う独特の距離感と熱気がある」と語るのは、長年ライオンズを追い続ける地元ファンだ。改修後もこの「近さ」が維持されるのか、それとも近代化によって失われてしまうのか。球団側も県と緊密な協議を重ねており、2027年シーズン以降の開催継続に向けて前向きな姿勢を示している。