『たいやきくん』の一発屋というイメージを持たれることも少なくありませんが、実際の子門真人さんは昭和のアニメ・特撮ソング界を牽引した屈指の実力派トップシンガーです。豊かな声量と独特のグルーヴ感、哀愁と力強さを兼ね備えた唯一無二の歌声は、今なお多くのアニソンファンから崇拝されています。
子門真人さんの名声を不動のものにした代表曲は枚挙にいとまがありません。特撮ヒーローの金字塔『仮面ライダー』の主題歌「レッツゴー!! ライダーキック」をはじめ、『科学忍者隊ガッチャマン』の「ガッチャマンの歌」、『勇者ライディーン』の「勇者ライディーン」、『スター・ウォーズのテーマ(日本語版)』など、数々の大ヒット作でメインボーカルを務めました。
アフロヘアーに太いフレームの眼鏡という特徴的なビジュアルとともに、どんな難曲であっても圧倒的な表現力で歌い上げる技術は、日本のボーカリスト界全体を見渡しても極めて稀有な存在でした。