どのような行為に及ぶと、店側から立ち入りを拒まれてしまうのか。業界ごとに敷かれている代表的な基準を整理します。
居酒屋・レストランなどの飲食店では、泥酔して他のお客様に絡む行為や器物破損、過度なカスタマーハラスメント(従業員への威圧・土下座強要・長時間の居座り)が代表的な引き金です。また、無断キャンセル(ノーショー)を繰り返して店に著しい損害を与えた場合も、悪質顧客として出禁リストに登録される事例が増加しています。
パチンコ・パチスロ店においては、店舗が定めた「ハウスルール違反」が主な基準となります。特定の機械操作で出玉を狙う変則打ち・止め打ち、複数人で組織的に立ち回る「軍団行為」、器具を用いたゴト行為(不正遊技)などが発覚した瞬間に通告を受けます。台確保券の使い回しや掛け持ち遊技といったマナー違反も即座に対処される傾向が強まっています。
音楽ライブやイベント会場では、チケットの不正転売をはじめ、会場内での無許可撮影・録音、過激な迷惑行為(いわゆる「厄介」行為)が対象です。運営側が共有するブラックリストに登録されると、同一運営会社が主催する別公演のチケット抽選から一律で弾かれたり、入場ゲートに導入された顔認証システムによって現地で弾かれたりするケースが定着しています。