アメリカやヨーロッパ、アジア各国で開催されるフェスティバルでも、フレデリックのステージには溢れんばかりの観客が押し寄せる。現地ファンがカタカナ英語ならぬ「完璧な日本語」で合唱する光景は、もはや日常茶飯事となった。
かつて邦楽ロックが直面していた「言語の壁」という課題を、彼らはダンスミュージックの持つ普遍的な肉体性で軽々と突破してみせた。意味を考える前に身体が反応するグルーヴ。J-POPの文脈と現代のオルタナティブ・ロックが見事に融合したサウンドは、海外の音楽愛好家にとっても新鮮でエキゾチックな体験として受容されている。