若者は王室に興味がない、という定説は半分正しく、半分は間違っている。彼らは公式の声明や厳かな儀式には目もくれない。しかし、TikTokやYouTubeで拡散される「切り抜き動画」や、ロイヤルたちの表情の微細な変化を分析するミーム動画には、異常なまでの熱量を示す。
10秒のショート動画が数百万回再生され、コメント欄は瞬時に数万件の議論で埋め尽くされる。この断片化された消費スタイルこそが、現代における新たな関心の形だ。彼らにとってロイヤルファミリーは、歴史的な存在ではなく、最高峰のインフルエンサー集団に過ぎないのかもしれない。