かつてのオープンすぎる業界体質から一転、現在のホリプロをはじめとする大手芸能事務所は、徹底したコンプライアンス体制を敷いている。その背景にあるのが、厳格化の一途を辿る個人情報保護法だ。
現在では、タレントの本名や詳細な生年月日、実家の場所などは最高レベルの機密情報として扱われる。コンプライアンス部門のスタッフは「虚偽のプロフィールを公表することは、法的リスクや企業の信頼問題に直結する」と指摘する。現代の芸能プロダクションにとって、嘘偽りのない透明性の高い情報開示こそが、タレントのブランド価値を守る最大の防御策となっているのだ。