多くの人が抱く「なぜこれほど愛し合っているのに籍を入れないのか」という疑問に対し、二人は極めて現実的かつ潔い答えを出しています。高須克弥氏と西原理恵子氏が事実婚という形態を選択し続ける決定的な理由は、お互いの経済的自立と遺産相続問題の回避にあります。
高須クリニックを一代で巨大医療法人へと育て上げた高須氏には莫大な資産とクリニックを継ぐ医師の息子たちがおり、西原氏自身も押しも押されもせぬ人気漫画家として十分な個人資産を持っています。もし法律上の婚姻届を提出して入籍した場合、将来的に複雑な遺産相続の権利が発生し、周囲や親族の間で余計な軋轢を生むリスクが生じます。
西原氏は交際当初から高須氏に対し、「私が欲しいのはあなたであって、お金ではない」「遺産相続の権利は1円もいらない」と明確に宣言してきました。お金や制度で縛り合うのではなく、「今日一緒にいたいから一緒にいる」という純粋な気持ちだけで結ばれている関係こそが、二人が導き出した究極の誠意といえます。