社内メモと対外的な重要文書では、求められる綴じ方の水準が明確に異なる。ホッチキス止める位置ビジネスマナーの観点から、文書の格に応じた使い分けを徹底したい。
プレゼンやコンペで提出する企画書提出ホッチキスマナーにおいては、1箇所留めよりも「左側2箇所留め」が推奨される。2箇所を留める際は、用紙の上下端からそれぞれ全体の約4分の1(用紙の高さが297mmのA4縦であれば上下から約74mm内側)の位置に、用紙の端と平行になるよう垂直に針を打つのが黄金比とされる。これにより、ページが扇状に広がることなく、本のように整然とめくることが可能になる。
また、複数ページに及ぶ契約書では、契約書ホッチキス製本テープ位置の管理が極めて厳格だ。左側を2箇所留めした上で、背表紙を覆うように製本テープを貼り、テープと用紙の境界に契印(割印)を押印する。これにより、中抜きによる改ざんを法的に防止する効力が生まれる。
なお、デジタル化が進んだ昨今のビジネス文書ホッチキス綴じ方最新事情として、針を使わない「圧着式ステープラー」や、金属針を用いない「紙針ホッチキス」の採用が増加している。廃棄時の分別作業を省き、シュレッダー処理をスムーズにする配慮も、現代のビジネスマナーとして高く評価される要素だ。