旧統一教会の商業活動を象徴する存在として最も知られているのが、株式会社ハッピーワールドと韓国メーカー「一和(イルファ)」の製品群です。
ハッピーワールド(旧社名:世界のしあわせ)は、1970年代から1980年代にかけて社会問題となった「霊感商法」で販売された大理石壷や印鑑、高麗人参製品の輸入窓口として莫大な売上を記録しました。近年では事業の多角化や再編を進め、輸入雑貨・食品・通信関連事業などへ看板を変えながら現在も存続しています。
一方、韓国の一和が製造する健康食品「一和 高麗人参」シリーズや、大麦炭酸飲料「メッコール(McCOL)」は、日本国内でもディスカウントストアや一部の自動販売機、ネット通販で長年販売されてきました。特にメッコールは独特の香ばしい風味から一部の飲料ファンの間でカルト的な知名度を誇りますが、その流通経路には教団系流通会社が介在しているケースが少なくありません。
教団批判が高まった以降、大手スーパーや一般的な量販店では取り扱いを停止・縮小する動きが相次ぎました。しかし、オンライン通販モールや信者間の直接販売網、特定のアジア食品専門店などを通じて、現在も一定規模の販売が継続されているのが実態です。