『スプラトゥーン』のアートシーンを語る上で欠かせないのが、シリーズを象徴する歴代アイドルユニットたちの存在です。ユニットごとに確立された明確なビジュアルアイデンティティは、絵師たちの創作意欲を刺激し続けています。
初代から絶大な人気を誇るスプラのシオカラーズイラストは、アオリとホタルの和モダンテイストと伝統的なアイドル像を掛け合わせた構図が根強い支持を集めています。対して、ヒップホップとエレクトロの要素を融合させたスプラのテンタクルズイラストでは、ヒメの尖ったアグレッシブさとイイダの圧倒的な包容力を対比させたスタイリッシュな構図が主流です。
さらに、混沌の街・バンカラ街を代表するスプラのすりみ連合イラストにおいては、フウカの妖艶な和風所作、ウツホの躍動感あふれるインド舞踊風のポージング、そしてマンタローの愛嬌ある巨体が織りなすトリオ構図が人気を博しています。それぞれのユニットが持つ音楽性やカルチャー背景をイラスト内に巧みに落とし込むことが、ファンの心を掴む決定打となっています。