元々、阿寒湖の特別天然記念物である「マリモ」は、厳格に守られるべき自然のシンボルだった。そこに下ネタ要素を掛け合わせることに対しては、当初当然ながら激しい反対意見や懸念の声が噴出していた。地域の伝統を傷つけるのではないかという議論は、発売初期の大きな課題であった。
しかし、認知度の飛躍的な向上と、キャラクター自身が北海道愛をアピールし続けたことで、次第に地域住民や自治体との信頼関係が構築されていった。今では「北海道の魅力を独自の切り口で全国へ届けた功労者」として、地元でも温かく受け入れられている。品行方正なPRキャラだけが正解ではないことを証明したパイオニアなのだ。