千家家は、神話において大国主大神に仕えたとされる「天穂日命(アメノホヒノミコト)」を祖とする出雲国造(いずもこくぞう)の直系です。その系譜は日本の天皇家と並ぶ世界最古級の家系の一つとして数えられます。
現在、出雲大社のトップを務めるのは第84代出雲国造である千家尊祐 宮司です。出雲大社の宮司家系図を辿ると、南北朝時代に出雲国造家が「千家家」と「北島家」の二家に分かれた歴史があり、近世以降は千家家が出雲大社の祭祀を一手に司ってきました。
国麿氏はその千家家の長男として生まれ、将来の第85代出雲国造を継ぐ重責を担う立場にあります。皇族の典子女王をお迎えしたことは、連綿と続く千家家の長い歴史においても特筆すべき重大な出来事でした。