祭りの期間中、境内を彩るのは提灯の光だけではない。能楽堂での伝統芸能奉納や、威勢のよい神輿(みこし)振り、そして能楽堂前の広場で繰り広げられる「青森ねぶた」の練り歩きが、熱気に拍車をかける。巨大な立体ねぶたが太鼓の音とともに参道を練り歩く様は、まさに迫力満点だ。
さらに、大鳥居付近の広場では誰でも参加できる盆踊り大会が開催される。東京音頭の軽快なリズムに合わせて大きな輪が作られ、見よう見まねで踊りに加わる外国人観光客の楽しげな笑顔が印象的だ。見知らぬ同士が音頭に乗って手拍子を打ち合う光景には、昔ながらの日本の夏祭りが持つ温かい開放感が満ちあふれている。