東京湾エリアには浅草や品川、晴海など数多くの屋形船乗り場が存在しますが、その中でも新木場発の便が際立って高い稼働率を維持しているのには明確な理由があります。
最大の魅力は、「カジュアルに楽しめる体験型エンターテインメント」に特化している点です。伝統的な屋形船で提供される本格会席や天ぷらコースは格式が高い一方で、1人あたり1万5,000円〜2万円を超えることも珍しくありません。対して新木場の屋形船は、船内の各テーブルに鉄板が備え付けられており、自分たちでもんじゃ焼きやお好み焼きを焼きながらクルーズを楽しむスタイルを確立しました。
船窓から広がる都会的なパノラマビューを眺めつつ、鉄板を囲んでヘラを動かすライブ感は、初対面同士の懇親会でも一気に場が和む抜群の演出効果を持っています。堅苦しいマナーを気にせず、気心知れた仲間と賑やかに過ごせる開放感が、若い世代やファミリー層のリピートを生み出す原動力となっています。