実際に日常的に利用しているオフィスワーカーや地域住民の声を取材・収集すると、その評価は「都市機能としての圧倒的な頼もしさ」と「老朽化施設特有の不便さ」の双方に二分されています。
「天神のほかの郵便局が閉まった後でも、19時まで郵便窓口が開いていて何度も救われた。ネットショップの発送や重要書類の速達発送には代えがたい存在」(中央区・30代IT関連企業勤務)
「土曜日や日曜日にゆうゆう窓口で不在郵便物を受け取れるのは助かるが、土日の日中は窓口が1〜2箇所しか開いておらず、混雑時の待ち時間が長いのが難点。再開発で新しいビルになれば、受取ロッカーの増設やスマート受け取りがもっと普及してほしい」(天神在住・40代自営業)
現場観察を通じて浮かび上がるのは、施設自体の古さは否めないものの、業務を支える現場スタッフの熟練度と処理能力の高さです。昭和から平成、令和へと移り変わるなかで天神の物流を支えてきた誇りが随所に感じられます。