漢字「飛」を書く際、多くの人が「まず中央の長い縦棒を引いてから左右に広げる」あるいは「左上の点から打つ」と誤認しています。しかし、飛の1画目はどこかといえば、正解は「左側の外側にある曲がりハネ」です。
総画数9画からなる「飛」の正しい筆順プロセスを、1画ずつ順番に紐解いていきましょう。
【「飛」の完全ステップ解説(全9画)】
- 第1画:左側の外枠。やや右上がりに横へ引いてから鋭く折れ、左下へ向かって長くカーブを描きながら最後は右斜め上へ力強く跳ねます。
- 第2画:第1画の内側、上段に置く斜めの払い(または点)。
- 第3画:第2画の下に位置する斜めの点。ここまでで「左側の翼」が完成します。
- 第4画:文字の中心を通る、まっすぐ長い縦棒。上から下へ垂直に引き下ろします。
- 第5画:第4画の縦棒の上部左側から、左下に向かって払います。
- 第6画:第4画の縦棒の右側から打つ短い点(または短い右払い)。ここまでで「中心の胴体」が完成します。
- 第7画:右側の外枠。第1画と同様に、横に引いてから折れ、下へ曲がって右斜め上へ跳ねます。
- 第8画:第7画の内側、上段の斜めの払い。
- 第9画:第8画の下に位置する斜めの点。
Web上の飛の筆順アニメーションや漢字学習ツールでも確認できるように、筆の流れは「左ブロック ➜ 中央ブロック ➜ 右ブロック」と規則正しく左から右へと展開します。中央から左右対称に書き広げるのではなく、左のパーツを完結させてから中央、そして右へと移るのが決定的なルールです。