石原さとみの魅力を語る上で、2014年放送のドラマ『失恋ショコラティエ』を外すことはできません。彼女が演じた吉岡沙絵子(サエコさん)は、世の男性を翻弄し、女性をも虜にする「あざと可愛さ」の極みでした。揺れるイヤリング、ふんわりとしたパステルカラーのニット、そして計算し尽くされた仕草とメイク。
この作品で彼女は、単なる「可愛い女優」から「トレンドセッター」へと完全に昇華しました。ドラマで使用されたリップやファッションアイテムは次々と完売。若い頃の素朴な少女は、いつの間にか世の中の「可愛い」の基準を支配する絶対的なミューズになっていたのです。