郡上市のアイデンティティとも言える体験コンテンツが、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「郡上おどり」と、全国シェアトップクラスを誇る「食品サンプル作り」です。観光客のリアルな動向と体験現場の熱気を検証します。
毎年7月中旬から9月上旬にかけて約30夜にわたり繰り広げられる郡上おどり(2026年日程も例年通り7月中旬開幕・お盆の徹夜おどりは8月13日〜16日開催)は、地元民と観光客が同じ輪の中で踊り明かす熱狂の祭典です。SNSや現地アンケートでも「見ているだけの祭りとは違い、下駄の音を響かせて輪に入った瞬間に一体感が生まれる」と極めて高い満足度が記録されています。初心者は踊り屋台の近くで手拍子と足の動きを真似るだけで、数分で基本の「かわさき」や「春駒」のリズムに溶け込むことができます。
一方、八幡町が発祥の地である食品サンプル体験は、ファミリー層やカップルから絶大な人気を集めています。「さんぷる工房」や「サンプルビレッジ・いわさき」などの体験施設では、お湯の中に溶かしたロウを流し込んで作る天ぷらやレタス作りが定番です。
実際に体験した観光客からは、「スタッフの手際よい指導で、本物そっくりの衣がふわっと広がる瞬間に歓声が上がった」「所要時間約20〜30分で完成度の高いお土産が手に入る」と好評を博しています。休日は予約枠が午前中で埋まることも珍しくないため、旅行前の事前WEB予約が推奨されます。