絵心に不安を抱える初心者であっても、いくつかのコツさえ掴めば見栄えのする本格的な作品へと仕上がる。最大のポイントは、下書きの段階で恐れずに鉛筆で思い切り線を描くことにある。木炭や鉛筆の成分は本焼きの高温によって跡形もなく蒸発するため、焼き上がりには一切残らない。まずは大胆に構図を決めることが第一歩となる。
刷毛や筆に塗料を含ませる際は、液だれを防ぐために筆先を適度に整えることが欠かせない。沖縄の伝統文様である魚紋や唐草文様を模倣する場合も、線の太さにメリハリをつけることで立体感が生まれる。失敗を恐れて小さく描くのではなく、お皿の余白を活かして力強く筆を動かす姿勢が、味わい深いプロのような風合いを生み出す鍵となる。