Q1:ルーターを壁掛けにすると、アンテナの向きはどのように調整すべきですか?
外付け可動アンテナが搭載されているルーターの場合、アンテナを垂直(真上)に立てると水平方向へドーナツ状の電波が強く飛びます。同じフロア全体(平屋やマンション)に電波を広げたい場合は垂直に立て、2階建て以上の戸建てで上下階にも電波を飛ばしたい場合は、外側に向けて45度ほど扇状に傾けるセッティングが最も電波の死角を減らせます。
Q2:100均のワイヤーネットで壁掛けを自作する場合、通信速度に悪影響は出ますか?
スチール製のワイヤーネット自体が金属であるため、ルーターのアンテナと密着しすぎるとわずかに電波の放射パターンを歪める可能性があります。ただし、実測上は目に見えるほどの減衰は起きません。通信速度よりも、ルーター本体の排熱を妨げないことと、落下による機器故障のリスクに対策することが最優先事項です。
Q3:アルミホイルをルーターの壁側に貼ると電波が強くなるという裏ワザは本当ですか?
電波工学的に、アルミホイルや金属板が電波を反射するのは事実です。ルーターの背面に湾曲した反射板(リフレクター)を設けることで、壁方向へ逃げる電波を前方に集約させ、特定方向への電波強度を3〜5dB程度引き上げる効果は確認されています。ただし、ビーム幅が狭まるため、反射板の裏側や側面方向にある部屋は圏外になりやすくなる点、ならびにルーター周囲の放熱を阻害して熱暴走リスクを高める副作用があるため、常用環境としては推奨されません。