コンビとしての活動が落ち着き、それぞれがピンでの活動を主軸にするようになると、メディアは幾度となく「不仲説」や「確執」を書き立てた。しかし、当人たちの間にある絆は、外野が推測するような単純なものではない。
「たけしがいたから今の自分があるし、相棒の悪口なんて一度も思ったことがない」——そう笑い飛ばすきよしの言葉には、損得勘定を超えた芸人同士の絶対的な敬意が滲む。年に数回、ふとした現場で顔を合わせるだけで、一瞬にして半世紀前の空気に戻る。ベタベタと群れず、しかし根底では誰よりも認め合っている。その潔い距離感こそ、ツービートが唯一無二であり続ける最大の理由だ。