今の高校生は、生まれた時からデジタルメディアに囲まれて育った世代だ。学校側もその感覚を否定するのではなく、キャリア形成の契機として前向きに捉えている。授業や課外活動では、YouTubeなどの身近な配信コンテンツやデジタル表現の裏側にあるメディアリテラシー、情報発信の手法を学ぶ試みも行われている。
文部科学省が後押しするキャリア教育推進事業の理念を汲み取り、多彩な業界から講師を招いた職業ガイダンスや体験型インターンシップを積極的に実施。また、放課後のグラウンドや体育館では、ボクシング部をはじめとする強豪クラブや、活気あふれる文化系クラブが汗を流す。学業と課外活動のバランスが取れたスクールライフが、生徒たちの自己表現の場を大きく広げている。