日本代表監督を退任した後も、葛和監督の現場への情熱が冷めることはありませんでした。地域密着型クラブや新興チームの強化・再建に次々と乗り出し、その手腕を発揮します。
トヨタ車体クインシーズでは監督や総監督を務め、チームをV・プレミアリーグ昇格や上位進出へと押し上げる強豪への脱皮を果たしました。大企業チームだけでなく、経営難に直面していた仙台ベルフィーユの監督に就任した際にも、過酷な練習環境や厳しい財政状況の中で選手たちを鼓舞し、地域に愛される粘り強いチームを作り上げました。
恵まれた環境に甘んじることなく、どんな境遇のチームであっても勝利への活路を見出す姿勢は、Vリーグ関係者や地方のバレーボール指導者たちから絶大な評判を集めました。